2次試験不合格でした・・・
試験当日の出来は今までどの試験を受験した時よりも感触が無かったですし、合格の雰囲気も五分五分だろうと思ってたのでこの結果は真摯に受け止めます。
ショックは大きいですがそれなりに反省点は思い浮かびます。
今後2次試験を受験される方に向けて、少しでも参考になればと思い以下に記します。
あと、自分への自戒を込めて。
何故不合格だったのか
- 職業倫理・行為基準を満点取りに行く勉強をしなかった
証券アナリスト2次試験に合格する為の一番大切なことは、「職業倫理・行為基準」で60点満点を獲得することだと思います。
この職業倫理・行為基準は、非常に簡単な内容であるにも関わらず、全体の試験の15%を占めています。
実際はこの教科を満点取りつつその他を50%程度取って合格するパターンの方が多いです。
その他3教科のボリュームが多すぎて、簡単なこの科目を疎かにする方が毎年不合格になるイメージです。今回私もそうでした。
私のような実際に証券業務に携わっていない受験生が合格する為には、簡単な分野を如何に完璧に仕上げるかが重要です。
そういった意味では職業行為・倫理基準で、絶対に60点満点を取得する必要があります。
少なくとも受験2週間前から対策しても満点をとることが出来ると思います。
- おしなべて全ての教科の理解不足
非常に恥ずかしい話ですが、私は2次試験でどうしても理解できない分野がありました。
理解できない分野を漫然と勉強してはいけない。簡単な分野を完璧に仕上げ、分かる問題でしっかりと得点を稼げばいいと思っていました。
難問奇問が勢ぞろいの証券アナリスト2次試験。この心がけは良かったのですが、切り捨てる分野が多すぎましたね。
1次試験から時間が経っており基礎すら忘れていたと実感しています。理解できない語句やニュアンスは問題集だけでなく、ネットや書籍で調べる。
勉強する上で大切なことを忘れ、効率を追い求めた末路でした。
- 落ちた時のリスクを軽視した
もし落ちてしまったら・・・?と考えなかったことも原因かと思います。
今回見事に落ちてしまったので、また1年間証券アナリストに縛られる生活を送ることになります。
1日7時間超の試験をもう一度受けるのは本当にしんどい。
また、同じスタートラインに立ってた周りから1年間遅れることになります。
今後目標にしているCFA(米国証券アナリスト)のスタートも遅れますし、その先に待ち構えている(ことにしている)米国公認会計士(USCPA)や国際公認投資アナリスト(CIIA)の勉強も遅れます。ここまで考えていればまず勉強していたでしょう。
証券会社ではなく私は銀行に勤めていますので別に受からなくても来年受ければいいやとどこかで思っていたのかもしれません。
以上色々と反省点がありましたが、今回の不合格から次回に活かせることも見えてきました。
- 職業倫理は最重要科目!
- 解答を白紙で提出しない!
- 試験会場で最後まで諦めない!
- 勉強法を考える前にとりあえず勉強しろ!
- 証券アナリスト1次試験の基礎からやり直す!
肝に銘じます。
まとめ:シンプルに勉強不足だった
最後にこの場を借りてとなりますが、合格した皆様合格本当におめでとうございます。
職場の方々にも応援してもらったのに、今では非常に申し訳無い気持ちでいっぱいです。
それでも未だ応援してくれる人たちに、自分の未来の為に今後も資格勉強に邁進していきたい所存です。
次回は絶対に合格します。
そんな私限界銀行員”らーの”の資産運用術、始まります。